ECObjectsは、エンジニアリング・チェーン・マネジメント(ECM)
理論に基づき構築・設計された生産管理総合ソリューションです。
ECObjectsの基となる ECM は、製造業における受注・設計・試作・購買・生産のプロセスを情報共有と情報配信を推進することによりシームレスに結合し、全体最適と製品開発競争力の向上を実現するコンセプトです。これにより、各部門間のリードタイムを短縮し、設計しながら生産する、変更しながら作り続ける柔軟なものづくりを可能にします。
ECObjectsはECMの理論を 統合化部品表(TotalBOM) により実現しています。
統合化部品表でものづくりに関する情報を一元管理することにより、部門間の情報共有をシームレスにし、すべての業務プロセスで最新の正しい情報を即座に活用することができます。
ECObjectsによる効果
- コンカレントエンジニアリングの実現
- 開発ライフサイクルの短縮
- リードタイムの飛躍的向上
- 全プロセスの情報共有
- 柔軟な生産方式への対応
- リアルタイムでの状況確認
ECObjects システム要件
クライアント | |
---|---|
OS | Windows 10以上、 macOS 11以上 |
ミドルウェア | Java 8以上 |
APサーバ | |
ミドルウェア | Oracle WebLogic Server 12.2.1以上 IBM WebSphere Application Server V9以上 OpenLiberty 18.0.0.3以上 WildFly 18以上 Apache TomEE plus 8 |
DBサーバ | |
ミドルウェア | PostgreSQL 11以上 Oracle 19c以上 SQL Server 2019以上 Enterprise Postgres 10以上 Symfoware Server V12以上 |
開発環境 | |
Windows 10以上、 macOS 11以上 Java 8以上 Apache NetBeans 13以上 |
ECM(エンジニアリング・チェーン・マネジメント)とは
今まで四半世紀にわたってMRP・MRPII・CIM・PDM・SCMと製造業を改革する数多くのシステム提案がなされてきました。
またQC活動やカンバン方式によって乾いた雑巾を絞るような現場のものづくりの改善活動が実施されてきましたが、製品のライフサイクルそのもののリードタイムを短縮するには、まだどのソリューションも到達していません。
この理由は、今までの製造業向けソリューションが部分最適にとどまって、エンジニアリング領域全般にメスを入れることが出来なかったからです。特に設計と生産の間はほとんどシステム化されておらず、それぞれ独立したモジュールとして分断されておりました。ですから、システムの機能としては全機能サブシステムを具備しているのに、それが全体としてうまく連動しない為に効果があがらないという状態にあります。
ECMはその打開策として、製造業における受注・設計・試作・購買・生産のプロセスを、情報共有と情報配信を推進することによりシームレスに結合し、全体最適と、製品開発競争力を向上させることを提唱します。このことによって、各部門間のリードタイムを短縮し、設計しながら生産する、変更しながら作り続ける世界を実現します。