会社を知る
大森 雅也
トップメッセージ

仕事も遊びも、
誠意をもって打ち込もう。
その経験が
日本の産業を支える力に。

株式会社クラステクノロジー
代表取締役社長
大森 雅也

一貫したコンセプトで、
社会インフラの一員になる

クラステクノロジーは創業以来、製造業の根幹となる生産管理の部品表(BOM)のソリューションを開発・提供しています。当社製品の特長は、部品表に求められる基本機能や生産管理の情報を統合して一元管理する「統合化部品表」であること。この「統合化」というキーワードは当社の変わらぬ製品コンセプトであり、最大の強みと言えるでしょう。統合化によって管理がスムーズになるだけでなく、変化にも対応しやすくなり、モノづくりの競争力がアップする。日本を代表する大手メーカー様が私たちのシステムを採用してくださっていますが、選ばれる理由はまさにそこにあります。

一方で、日本の製造業の9割以上を占めるといわれる中小企業ではまだまだDXが進んでおらず、古いシステムに頼ったやり方や、属人的な管理が一般的です。人材不足が深刻化する中、匠と呼ばれる人たちが一斉に引退してしまったら、製造業は続いていきません。こうした背景から、数年前には中小企業向けの低コストなクラウド型サービスを開発しリリースしました。

私はよく社員たちに、「社会インフラの一員になろう」と話しています。製造業が直面する課題は、社会問題そのもの。当社のお客様である大手企業に比べたら当社の会社規模は比較になりませんが、それでも日本産業の根幹を共に創りあげ、社会に貢献している。私を含め当社の社員の多くが、そんな実感を持って働いています。

目の前の人を喜ばせ、
自分も楽しく働けるように

仕事をするうえでもっとも大切なことは「お客様にどうすれば喜んでもらえるか」を常に考え行動すること。これはどんな仕事でも当たり前ですね。でも私が一人ひとりに考えてもらいたいのは、「自分のお客様とはいったい誰か?」ということです。クライアントだけがお客様ではなく、一緒に開発や販売をする協力会社の皆様もお客様と言えますし、バックオフィスの人にとっては社員がお客様。その人たちの満足度が上がるような仕事をすれば、おのずと自分の仕事が認められ、それが働くモチベーションになるでしょう。ちなみに経営者である私にとっては、株主などすべてのステークホルダーがお客様。どうすればみんなが楽しく働けるだろうか? 社長になってからは、ずっとそのことを考えています。

当社の社員は、いわば“真面目”な人が多いです。真面目にもいろんな種類がありますが、言い換えるなら「逃げずにやり切ろうとする態度」。途中で投げ出してしまう人はあまり見ませんし、仕事にもプライドを持って取り組んでいます。真面目である分、変化に少し弱いという側面もあるかもしれませんが、総じて改善や変革へのマインドも強い。最近当社では業務改善に向けたワーキンググループを立ち上げましたが、いろいろな社員が参加して意見を出し合っています。こうしてみんながより楽しく働ける環境を、今後も積極的に模索していきたいと思います。

MESSAGE

遊び、打ち込み、挑戦する。
そんな人を受け入れたい。

当社ではプログラミングやITのスキル・経験に関わらず、多様な人材を採用しています。個性があったほうが面白いプログラムを書くことができますし、逆に実直な職人気質の人がいてもいいし、大丈夫か?と思うほど破天荒な人がいてもいいかもしれない。仕事は実際にやってみないと、その人に合っているかどうかわからないものです。思いがけないところで才能が開花したり、化けたりすることだってある。その意味では、いろんなことに抵抗なく挑戦できる人が、当社に合っていると言えるかもしれませんね。

大学生の皆さん、今はとにかく遊んでください。好きなことに打ち込む、今までやったことのないことをやってみる。人生で一度やっておきたいことがあれば、時間のある今がチャンスです。私は学生時代、自転車にテントを積んで日本中を走っていました。住んでいた佐賀から四国経由で自転車一人旅で岐阜まで行き、仲間と合流して新潟まで走って、日本海をずっと下って鳥取で時間切れ……なんてことも。雨の中で見知らぬ人に助けられ、人の温かみに触れましたし、道中で友人ができるなどの出会いもありました。どれも貴重で大切な経験です。

思いっきり遊び、何かに打ち込んだことがある。そんな人を、私たちはぜひ受け入れたいです。