オンラインマニュアル(採番管理)

採番管理

採番管理機能は、製番・品番・ドキュメント番号・案件番号について、自動採番を行うための採番ルールを設定します。

※採番情報の追加・編集・削除は、管理者ユーザのみが操作可能です。その他のユーザは閲覧のみとなります。

1.画面機能説明

1)採番区分
  製番・品番・ドキュメント番号のいずれかを指定
2)採番ID
3)採番名称
4)プレフィックス(先頭)
  採番結果の先頭に入る固定文字列
5)連番部桁数
  カウントアップされる数字の桁数
6)サフィックス(末尾)
  採番結果の末尾に入る固定文字列
7)番号現在値
  採番の現在位置(手動で変更可能)
8)番号上限
  カウントアップされる数字の上限値
9)桁揃文字
  桁揃えのために、採番結果の不足桁を埋める1文字
10)採番予定値
  次回採番される予定の採番結果の値
11)メモ


2.自動採番ルールについて

採番は、①プレフィックス+②連番部桁数+③サフィックスの3つ組み合わせで構成されますが、連番部桁数については、④桁揃文字で不足桁数を埋める形式になっています。

右の例は、以下の設定にて99番目が採番された場合の例です。

① プレフィックス:PC-
② 連番部桁数:5ケタ
③ サフィックス:_R1
④ 桁揃文字:Z


<ポイント>
PC-00001 など、先頭に識別用の固定文字を入れ、固定桁数の連番数値で採番したい場合は、以下の設定になります。

① 「プレフィックス」:PC-
② 「連番部桁数」:5ケタ
③ 「サフィックス」:なし
④ 「桁揃文字」:0

3.採番ルールを登録する

1)メニュー画面から「採番管理」をダブルクリックします。

2)「追加」ボタンを押し、新規行を追加します。

3)「採番区分」を選択します。

4)「採番ID」と「採番名称」を入力します。

5)「プレフィックス」を入力します(省略可)

6)「連番部桁数」を指定します。

7)「サフィックス」を入力します(省略可)

<ポイント>
採番結果を10桁刻みにしたい場合はどうするか???
設定:「サフィックス」に0を定義します。これにより採番値の末尾に0が追加され、採番結果が10桁刻みになります。

8)「番号現在値」を入力します(省略可)

<ポイント>
右の例では「番号現在値」を99としました。次回採番は100からになります。

9)「番号上限」を入力します(省略可)
※未入力で保存すると、自動で最大値(右例の連番部桁数が5の場合は99999)が自動設定されます。

10)「桁揃文字」を入力します。
※右例では0が設定され、連番部桁数は5です。この設定で1番目が採番されるとPC-00001となり、99番目であればPC-00099となります。

11)「保存」ボタンを押します。

12)保存が完了すると「採番予定値」セルに次回採番予定の結果が表示されますので、内容を確認してください。

13)登録完了

4.採番ルールを編集する

1)「検索」ボタンを押すことで、登録された採番ルールが画面に表示され、再編集することが可能です。

2)登録済みの採番ルールは、右例赤枠で示した以下の項目のみ編集可能です。必要な項目を編集し「保存」ボタンを押すことで、変更できます。

・採番名称
・番号現在値
・番号上限
・メモ


<ポイント>
「番号現在値」を変更する

右例の3行目(採番ID:PC-002)は、番号現在値が640となっています。
また、次回採番予定の品番は、MT-0000000641 です。

この状態の中、次回の採番を50000番台 へ変更するとします。

その際は、番号現在値を49999へ変更することで、次回採番がMT-0000050000となります。

<ご注意ください>
「番号現在置」を変更することで、既に採番済みの製番・品番・ドキュメント番号と採番結果が重複した場合、各情報登録画面での保存操作時(例:部品・製品マスタの場合は「一時保存」ボタン押下時)に重複エラーが検出されます。
採番管理画面では、予め重複エラーを確認することはできません。


5.採番ルールを複製する

1)「検索」ボタンを押すことで、登録された採番ルールが画面に表示されます。

2)複製したい行を選択します。

3)「複製」ボタンを押します。
※右例は、1行目を選択し、複製した結果です。


4)採番ルールの各種必要情報を入力します。

<注意>
「プレフィックス」と「サフィックス」の組み合わせが同一のルールを複数登録することはできません。

5)「保存」ボタンを押します。

6)登録完了


6.採番ルールを削除する

1)「検索」ボタンを押すことで、登録された採番ルールが画面に表示されます。

2)削除する行を選択します。

3)「削除」ボタンを押します。
※右例は、4行目を選択し、削除した結果です。

<注意>
削除した採番ルールは復元することはできませんのでご注意ください。

4)「保存」ボタンを押します。

5)削除完了


7.製番、品番、ドキュメント番号を採番する

ここでは、品番を例に自動採番の方法について「部品・製品マスタ」画面での操作を解説します。


1)メニュー画面から「部品・製品マスタ」を起動します。

2)「追加」ボタンを押し、登録に必要な行を追加します。
※右例では、10行の新規行を追加しました。


3)自動採番する行を選択します。
※右例では、1~5行目を選択しました。

4)「採番」ボタンを押します。


5)「採番管理」画面が起動します。

6)利用する「採番ルール」を選択します。
※右例では、1行目を選択しました。

7)「選択」ボタンを押します。


8)品番が自動採番され、品番セルに採番結果の値が表示されます。

<ポイント>
製番、ドキュメント番号についても、基本的な操作は同様です。


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