差分抽出(構成比較)
差分抽出(構成比較)機能は、構成の変更内容を比較する機能です。
この機能では、通常の差分抽出機能と異なり、製番の違う構成同士の差分を比較することができます。

1.抽出条件設定画面について
画面上部に比較する2つの構成(FROM:変更前、TO:変更後)と比較対象の項目を設定し、差分を抽出します。
a)比較元品番
b)比較先品番
c)比較対象(部品・製品、図面ドキュメント)
d)差分抽出項目(それぞれの属性項目)
e)表示内容の種類区分(追加、変更、削除、共通)
共通とは、変更ない項目を意味します

2.抽出条件の設定
ここでは、登録された構成のバージョン違いでの差分を抽出する例をご紹介します。
1)比較元品番の公開区分を選択します。
ここでは「パブリック」を選択しました。
2)比較元品番の製番を入力します。
ここでは「*」(製番なし)とします。
3)比較元品番を入力します。
ここでは「TP-000」と入力しました。
4)バージョンを選択します。
ここでは「2:ドキュメントを追加」を選択しました。
公開区分「プライベート」ではバージョンは選択できません。
※)バージョンの選択の他、日時の指定も可能です。

5)「▶」ボタンを押します。
比較元品番が比較先にコピーされます。
「◀」ボタンは比較先品番が比較元にコピーされます。
6)製番を選択します。
ここでは「OM-0002」を選択しました。
7)バージョンを選択します。
ここではバージョンではなく、「基準日時」を最新に設定します。
8)「差分抽出」ボタンを押します。

3.抽出結果画面
ツリー表示タブ
FROM展開条件、TO展開条件それぞれの構成ツリーが表示されます。
1)ファイル参照ボタン
構成ツリーで、図面番号が紐づいている品目を選択して押下した場合、紐づいている図面を開きます。
※)図面・ドキュメントを選択して「ファイル参照」ボタンを押下した場合は、「品目を選択してください。」の警告メッセージが表示されます。

差分抽出結果タブ
差分抽出結果が表示されました。
1つの品目情報が2行で表示され、上段は変更前、下段は変更後の情報がそれぞれ表示されます。
水色行(追加)
品目やドキュメントが追加されたことを意味します。
上段に情報が無く、下段に情報が入っています。
黄色行(変更)
属性の変更されたことを意味します。
右図では、足の加工単価が変更されています。
赤色行(削除)
品目やドキュメントの削除されたことを意味します。
上段に情報があり、下段に情報が消えています。
※)抽出結果表示後に「表示変更」を切り替えることも可能です。





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